『子供を不幸にする一番確実な方法は何か、それをあなたがたは知っているだろうか。それは、いつでも何でも手に入れられるようにしてやることだ』ジャン=ジャック・ルソー
こんにちは NANDEMO編集部 あまたつです。
世間ではGO-TO トラベルやらGO-TOイートやら騒いでいるようですが、私にはあまり関係ございません。なぜならば、私は社会人不適合者。コロナで激減したろくでもない仕事をなんとかこなして生きていくだけで精一杯。私と同様に、コロナ倒産や、リストラ、そういう大変な思いをした人間には、GO-TO トラベルやらGO-TOイートは耳をふさぎたくなるただの雑音にしか聞こえないことでしょう。
ただ、ちょっとかわいそうになるのは、家族です。GO-TO関係のニュースが流れる度に、
「パパが社会人不適合者だから、うちは関係ないからね~」
「ホテルにお泊まりしてみたいな~」
「お金ないから無理!」
こんな妻と子供の会話が私の目の前で繰り広げられます。
しかし、私は何とも感じません!
そんな時、私に寄り添ってくれる名言が支えてくれるからです。ぜひご紹介します。
『子供を不幸にする一番確実な方法は何か、それをあなたがたは知っているだろうか。それは、いつでも何でも手に入れられるようにしてやることだ』
ジャン=ジャック・ルソー『エミール』(岩波書店)
ジャン=ジャック・ルソー(1712~1778)
大変な思いをして苦労なさっている人、自分のせいで家族に楽しい思いをさせてあげられないと落ちこんでいる人達に私は言いたい。子供たちにとって、お得になったからといってすぐに手に入る旅行なんて、必要ありません。このくやしさをバネに、ハングリーな気持ちで生きていく方が、子供の成長にはいいと、あのルソーが言ってるのですから。
でも、ご注意を。
私は、子供達の成長には最高の環境を整えた!
と妻に言ってボコボコにされたので、心の中で思うだけにしましょう。
がんばれ!コロナで大変な人! がんばれ!おれ!