ボウズのがれの話
釣りに静岡県の三保海岸に行きました
密をさけるという大義名分をもとに、あまり金のかからない釣りに家族を誘いましたが、妻と長女は拒否。かろうじて次女と一緒に、静岡県の三保の松原で有名な三保海岸に釣りに行きました。この海岸は、クロダイ、カツオ、タチウオ、アオリイカ、ヒラメ、アジ、ハゼなど沢山の魚種がねらえる釣り場で、私としては無料駐車場もかなり大きく、トイレもあるので、お気に入りの海です。
漁としての釣り
なんとしても釣らなければなりません。三連休の一日を妻をおきざりにして出かけて来たのです。これは趣味のフィッシングゲームではありません。夕食のおかずを取りにきた漁といっても過言ではありません。社会人不適合者の私は収入が少ないので、絶対に負けられない戦いなのです。そこでわたしが選んだしかけが、ボウズのがれです。
ボウズのがれとは
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ボウズとは、釣り用語の一つで、全くなにも釣れない事を言います。丸一日時間を使い、一匹も魚がつれないと、いくら釣り好きでもかなりのダメージを負うので、それを逃れることができるという仕掛けです。
仕掛けの仕組み
この仕掛けは、底の方にいる魚も、中層(底よりも少し海面より)の魚もいっぺんにねらえる仕掛けになっていています。針の形状も違っていて、別の魚をねらえる配慮をかかしていません。なんといってもパッケージに書いてあるキャッチフレーズが私の心をわしづかみにしいます。
『アジもメバルもチヌもカレイも同時につれて大忙し!?』
餌は、アオイソメというミミズのような餌30g オキアミという、小さいエビのような餌を用意。
午前中は洗車等の家の奉仕作業をして、昼一時からやっと釣りを開始しました。
そして、一投目に早速つれたのが、
ボウズのがれの名に偽りなし!さっそくボウズはのがれました。しかし、子供のふぐをは食べられません。リリースします。
私はアジもメバルもチヌもカレイも同時に釣れて大忙しになりたいのです。
釣果報告
小さいふぐ10匹以上
3時間ほど釣ってましたが、子供のふぐだけしか釣れませんでした。途中から数えるのがめんどうになるくらいふぐは釣れました。子供も釣れて楽しそうにしていたのがわずかな救いです。
偉人の名言
『一個の道具のように自分を分析しなさい。自分自身に対して100%素直でなければなりません。欠点を隠そうとせずに、正面から向き合うのです。』
オードリー・ヘップバーン「オードリー・ヘップバーン物語」(集英社)
まとめ
一個の道具のように、たとえば「ボウズのがれ」のように自分を分析してみますと、わたしの性格がわかる気がします。あれもこれも、やろうと思って、結局ふぐのみ。ねらいは絞った方がいいかもしれません。自分の欠点に向き合います。
「今日、食べられる魚は釣れなかったよ」
「期待してねーし」 妻 談