ドローン免許取得への道 ⑪ ドローンライセンスの全容
2021年6月4日に、航空法改正案が可決成立しました。
それにより、現在は民間の資格でしかなかったものが、国家資格(ライセンス)が導入される事になりました。そして、その全容が明らかになってきました。
どうやら 操縦ライセンスは2種類になったようです。
一等ライセンス(一等無人航空機操縦士)
と
二等ライセンス(二等無人航空機操縦士)
です。
これは国が進める 、これからのドローンの方向性を明確にするものと言えます。
国は「レベル4」と言って、「有人地帯における目視外飛行(補助者なしの完全目視外)」
を目指しています。
つい先日も、医療従事者に吉野家の牛丼をドローンで運ぶ実験のニュースが流れました。
つまり、人が行き交う町の中を、勝手にドローンを飛ばして物を届けたりできる社会にしたいようなのです。
ちょっと怖い気もしますけど、離島や、災害地区など、いろいろ活用されそうです。
ということで、わかる範囲で、ドローンライセンスについて、ご説明します。
ドローン免許取得への道
⑪ ドローンライセンスの全容
飛行形態の類型
先ほど少しふれました「レベル」についてご説明いたします。
飛行形態は、レベル1~4まであります。
レベル1
目視内での手動操縦(補助者を配置しての目視外も含む)
レベル2
目視内での自動操縦・自立飛行(補助者を配置しての目視外も含む)
レベル3
無人地帯における目視外飛行(補助者なしの完全目視外)
レベル4
有人地帯における目視外飛行(補助者なしの完全目視外)
見ながら ドローンを飛ばすか、見てないかがレベルの差ですね。
飛行リスクの類型
この分け方はカテゴリーⅠ~Ⅲに分類されます。
カテゴリーⅠ
人の少ないエリアでの日中における目視内飛行
カテゴリーⅡ
目視外など比較的リスクの高い飛行を行うが、補助者を配置し立ち入り管理措置を講じることにより、第3者上空の飛行は行わない飛行
カテゴリーⅢ
有人地帯での補助者なし、目視外飛行やイベント上空の飛行
ちょっとわかりずらいかもしれませんが、このカテゴリーが今回のライセンスに関係してきます。
国家資格ライセンス
一等ライセンス(一等無人航空機操縦士)
一等ライセンス(一等無人航空機操縦士)は、上記のカテゴリーⅢ を行えるライセンスという事になります。つまり、第3者の上空を飛行させるのに必要なライセンスという事になります
二等ライセンス(二等無人航空機操縦士)
二等ライセンス(二等無人航空機操縦士)は、上記のカテゴリーⅡに入るライセンスです。
二等ライセンスは、ドローンを飛ばす為に必ず必要な資格というわけではないようです。許可承認がいらない部分があるという、ある意味、あってもなくてもいい、という感じです。つまり、この
二等ライセンスがなくても、許可承認作業を行えば、二等ライセンスを持っている人と同様の飛行が出来るという事です。
機体認証
今回の航空法の改正で、
以前は200g以上だった航空法の無人航空機(ドローン)の範囲が、100g以上になるようです(まだ決定ではないようですが、その方向で進むようです)。その為、今まで申請が不要だったドローンも登録・許可承認が必要になります。
まとめ
今回新たに創設する免許制度の目玉は、「レベル4」です。
その「レベル4」カテゴリーⅢを飛行させる事が出来る「一等ライセンス」
「レベル4」は飛行出来ないが、飛行技術を証明する「二等ライセンス」
と言えるとわかりました。
合わせて、ドローンの安全性を証明する機体認証制度も導入されます。市街地での飛行を求める声に対応した法改正と言えます。
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ドローン日記
今回、取りたいと思っていたドローン免許の内容を勉強しましたが、試験はもちろん学科と実技になります。学科試験を合格した人のみ、実技試験に進めるそうです。
いまの自動車免許教習所のような役割を、現在のドローンスクールが担う方向のようです。
はやく勉強したい私は、ドローン検定という民間資格にチャレンジする事にしました。テキストも買いました。
3級を目指します。来月7月末の試験に向けて勉強する事にしました。
ドローンの魅力にとりつかれてしまい、次の仕事はドローン関係、もしくは、もう自分で起業したいとも考えています。
せっかく読者になって頂いた方には申し訳ございませんが、昼間の仕事とのブログの両立がつらい上に、試験勉強はきびしいと判断できますので、しばらくの間、ブログをお休みします。
ドローンの勉強に集中しますので、よろしくお願いします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。