【漫画感想】 全てを忘れて笑いたい時に読むべし! 『可愛いたぬきも楽じゃない』
すごく恥ずかしいおもいをしました。アラフィフのおっさんである私としたことが、電車の中でスマホでマンガを読んでいた時、本気で笑ってしまいました。無意識に。完全にあぶない人になっていました。我に返って、すぐに寝たふりするしかありませんでした。
見ていた漫画は、『可愛いたぬきも楽じゃない』です。実は、この漫画は家族にも秘密にしている私の癒しです。鬼滅や呪術廻戦が都会での緊張感のある生活だとするならば、この漫画は、田舎です。いや実家です。何も心配せずにただ笑っていたころを思い出してしまいます。
リラックスしすぎて、実家にいる時みたいに笑ってしまったのです。みなさんにもぜひご紹介いたします。
『可愛いたぬきも楽じゃない』 河口けい著
かわいいたぬきのマンガ?
白泉社「LaLa」と「マンガPark」で連載中の少女マンガです。でも、全然少女マンガっぽくないので、男性でも全く抵抗感のないギャグマンガといっていいと思います。
作者は、「お兄ちゃんはオオカミ」や「ウチの鬼先生」などの作品もある、河口けい先生です。
先生自体、少女マンガをほぼ読まずに、少女マンガ雑誌でデビューしたらしく、恋愛ものを書くのは苦手だそうです。
『可愛いたぬきも楽じゃない』は花とゆめコミックスペシャルで3巻まで出ていますが、私は、「マンガPark」でこのマンガに出会いました。「マンガPark」は、コインが毎日少しずつたまり、そのコインでマンガを読んでいけます。ボーナスコインとして、動画や広告を見ることで、貯めることもできます。
私が「マンガPark」をみるきっかけは、先日記事を書いた「自殺島」を読んだり、
私の好きな三浦健太郎先生の「ベルセルク」を39巻まで公開しているからです。コインをためれば、無料でスマホで読めるので、通勤の暇つぶしに読むのを楽しみにしていました。
しかし、ある時、このいかつい男(ガッツ)の横に、このマンガを見つけたのです。
か、かわゆす~。身も心も疲れ果てたアラフィフを不思議に惹きつけます。ベルセルクとの落差すご!
しかし、思わず、ベルセルクを読むために毎日ためていたコインを全部使いきるくらい一気に、このマンガにつぎ込んで読んでしまいました。
ポン吉の魅力
このポン吉はただ可愛いだけではありません。毒舌です。かなりイラッとさせるような事を言います。でもそれがみょうにくせになってしまうのです。本の表紙が「ひれ伏せ人間ども」ですよ。可愛い顔をして、真逆です。
「100億部売れたいポン」と何か鉄の武器で攻撃しながら言ってます。欲の塊としか言いようがありません。鬼滅の刃ですら1億2千万部だというのに。この欲深さよ!
根に持つタイプ
かちかち山事件をまだ根に持っていて、ウサギにかなり怒っています。どんな手を使ってでも復讐をこころみます。かわいいとちやほやされるウサギWebサイトを見て言った一言です。
お気づきかと思いますが、ポン吉には口がありません。だからかも知れませんが、ポン吉の話す言葉はテレパシーみたいに私の脳に響いてしまいます。
まわりのやさしい登場人物
話は、ポン太が弁護士になったり、戦国時代にいったり、保育園の先生になったり、いろんな場面で暴言、やばい行動をとります。しかし、どんなポン太の行動にもおもしろいつっこみを入れるまわりの登場人物がやさしくてほのぼのします。
なぜポン吉に惹かれるのか
ポン吉は欲の塊です。腹黒く、暴言を吐きます。自分の言いたい事を素直に言います。そこがなんだかすがすがしいのです。私が会社では言えない事をストレートに言います。気持ちいいくらいに。その暴言は、ぬいぐるみのような可愛さでつりあいがとれてはいます。
まとめ
このマンガは、男性、もっと言えば、おっさんに読んでもらいたいマンガです。日々のガマンのストレスがすっとするくらい、ポン吉の毒舌が逆に爽快なのです。最低限の説明しかできませんでしたが、とにかく、ブラックユーモア満載で、思わず笑ってしまうのは間違いありません。オススメです!
執筆:NANDEMO編集部
写真:マンガPark
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.hakusensha.mangapark&hl=ja&gl=US
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