【日記】 朝の旗振りのからの卒業の時
今週のお題「〇〇からの卒業」
こんにちは NANDEMO編集部 あまたつです。
本日も朝、行ってきました。AM7時25分学校の前の横断歩道。
小学校の児童の横断時の安全確保にあたる通称「旗ふり」です。
私が小学生の頃は、まだ『みどりのおばさん』がいらっしゃいました。よって、うちの親世代はあまり駆り出されなかったかもしれませんが、今住んでいるうちの小学校は地域単位で、保護者が順番に担当しなければなりません。
最低でも1ヶ月に1回はまわってきます。雨だそうが台風だろうが、順番に。
子供二人が少し年が離れていますので、かれこれ、8年間やってますよ。月1~2回ですけど。
ところでふと思いました。
昔の「みどりのおばさん」っていったいどういう人だったんだろう。
昔は、小学校の年度末に感謝状を渡していた記憶もありますし。
気になったので、少し調べてみる事にしました。
みどりのおばさんってどんな人?
調べたところによると、みどりのおばさんは、正式には、学童養護員というのだそうです。
ボランティアの人なのかと思っていましたが、公務員だったみたいです。
交通安全のシンボルカラーの緑色の制服や、帽子を身につけていたので、みどりのおばさんと呼ばれるようになったとの事です。
なぜ公務員なのか
1959年に東京都でこの制度がはじまったそうですが、当初は、戦争で夫を失ってしまった人等の雇用だったそうで、最初は臨時職員だったそうですが、1965年に正職員になったそうです。
給料がすごい
公務員となると、手当が充実しているため、住宅手当、扶養手当などの各種手当を入れて50代くらいには給料は多い人で800万くらいはあった人もいたそうです。
完全に都市伝説の世界にしか思えません。、
全ての人がそうではないそうなのですが、ある程度ご年輩になると、そうなっていたのは事実のようです。昔ってすごいですね。
当然、議論になり、廃止の方向で進み、今では新規の採用はないそうです。
そういうことで、役目は保護者や、地域の人に委ねられました。私みたいに遅めの出勤の人は対応出来ますけど、共稼ぎの方とかかなり大変なんじゃないかと思います。やらないで次に回すと、学校からクレームがくるそうですし。
旗振りで感じる子供の成長
自分の子供の成長を楽しめる
私の子供が学校に出発するのは7時30分頃
私は学校の目の前の横断歩道担当なのですが、もうその頃にはすでにスタンバイしています。
旗振りをしているパパを見て、学年毎の自分の子供の成長が確認できます。
1年生の時・・・パパ~と私を見つけて手をふる(かわいい)
2年生の時・・・声は出さないけれど、わたしににっこり手をふる(まだ、かわいい)
3年生の時・・・友達と話をしながら、ちらっと見て手をふる(まだ、ぎりかわいい)
4年生の時・・・友達といない時は手をふるが、だれかがいれば目を合わせるだけ(ん?)
5年生の時・・・ちらっと見るだけ(ん、ん?)
6年生の時・・・完全無視(こっち見てよ~)
子供の成長はうれしいようで、さみしいものです。
他の子供の成長も楽しめる
何年も継続して旗振りをしていると、この前までランドセルだった子が、気づけば中学生の制服を着ていたり、通学班の班長だった子が、高校生になってたり、他人の子の成長に驚きます。
自分の子供でなくても、一年生はかわいいとしか言いようがありませんし、うるさい子や、しずかな子、それぞれの性格って面白いなーと思います。
必需品
雨の時はかなりキツイです。傘がさせませんから。
わたしは、ギリギリまで、かっこいいパパでいたいという気持ちもあり、最高にかっこいいレンイウェアーを買いました。
リアル釣りバカ日誌!?エピソード
ある時、旗振りの勝手がわからないおじいさんがいたので、私が教えてあげました。
少し仲良くなり、帰り道に趣味の話とかしながら、今度釣りでも教えますよーなんて言って仲良くしてたのですが、ちょっと見ないなーと思っていました。
そして、娘の小学校の卒業式の時に、来賓の席にそのおじいさんを私は見つけました。
あれ?あの人、普通のおじいさんじゃなかったのか?
不思議に思っていましたが、来賓紹介で腰を抜かしました。
誰もが知る大企業の会長で、学校の元理事長だったのです。
私のような底辺の人間が会話できるレベルの人じゃなかった~
旗振りのボランティアかと思って、今度釣り教えますよーじゃないじゃん
防波堤でアジ釣るのが楽しい事を力説した俺。はずかしー。
相手はクルーザーでカジキマグロの世界の人でした。
まとめ
みどりのおばさんが予想以上に高給取りだったことは驚きましたけど、雨の日も寒い雪の日も、早起きして子供たちを守ってくれ、下校の時も気を配るのは、大変な事だと思います。
上の子の時、1年から6年までやりましたけど、実は、下の子がまだ4年ので、旗振りからの卒業は、まだあと2年あります。
あと2年でこの旗振りの卒業です。
めんどうで行きたくないのですが、卒業の時が来て欲しくない気持ちもどこかにあります。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。