【日記】 映画『えんとつ町のプペル』損得勘定ベースの正直感想
こんにちは NANDEMO編集部 あまたつです!
先日、遅まきながら、いろいろ賛否の絶えない『えんとつ町のプペル』を4年生の娘と二人で観てきました。
ところで、私の家は、健康カテゴリーで「妻が糖尿病になってしまった」ブログで書いてます通り、
いろいろありまして、貧乏です。
その為、私は必然的にケチになりました。
その為、私の判断基準は、面白いとか、面白くないとかそういう人によって変わる、主観的なものの見方は一切ございません。
あるのは
『大人1800円子供1000円合計2800円を、わずか1時間半でなくす事に、この映画の価値はあるのか』
この貧乏くさい価値判断の一点のみ、でございます。
もし自由に使える110円があったなら、一瞬の快楽の食べ物よりも、長く使えるボールペンを選ぶ私。
出来るだけその110円を長く味わいたい私。
天才西野さんよぉ~。うちの2800円よろしくたのむぜぇ。
そんな気持ちで映画館に行ったのでした。
『えんとつ町のプペル』に行ってきた感想
娘は予備知識なし?
娘に聞きました。
「『えんとつ町のプペル』って知ってる?」
すると娘は、
「CMでしか観たことないよ。CMから想像すると、煙に覆われた町の人々に、あの少年が星を見せる話かな、知らんけど」
知らんけどっていう割に、だいだいあってるみたいな気がします。
4年生の娘は、西野さんが書いた絵本を見る歳と微妙にずれた関係で、こんな感じです。
私も絵本を見たことがなかったので、それ以外に何かあんの?っていうくらいの感じでした。
見終わった「損得勘定」ベースの感想
内容に関してのレビューは、他の方のブログでも書かれているので、割愛いたします。
まず、第一に、
「超~面白かった」と娘が目をうるうるさせながら言っていました。映画でうるうるしたのは生まれて初めてだと。
そして、もう、4年生にもなり、はずかしさからパパと手をつながなくなってしまった娘が、「父ちゃん」と言いながら腕を組んで歩いてくれました~笑
この映画を娘と二人で行ったのは良かったっす。
そうです。この映画の核となる部分は、煙じゃなくて、こういう事だったのです!
当然わたしもうるっとしましたし、娘と腕を組んで歩くなんてもう一生ないと思うと、プライスレスな喜びがありました。
大人1800円、子供1000円の価値はあるのか
わたしは西野さんに別に興味はありません。レビューでお金ももらっていません。
しかし、この絵本が分業で作られ、それぞれのプロフェッショナルの集合体だと知り、こう思いました。
すばらしい映画をありがとう。この職人技にお金を払いたいと。ケチの私がこう思ったのです。
うわさでは聞いていましたけど、映像の緻密さ、迫力は感動しました。
内容的なつっこみどころはたくさんありますけど、絵本と思えばなんともありません。
要は、心が伝わればいいわけですから。
ケチの私が思った結論は、もっとお金出さないと職人さん食べていけるだろうか。
職人さんにお金が行き渡るだろうか、という心配です。
つまり、2800円どころじゃない価値があるという事です。
飽きさせないアイディア
劇場に入る前にこんな看板が、
副音声を聞きながら、映画みる?
発想がすごすぎます。やはりこの映画は絵本なんだなと思いました。
絵本は一回読んだら終わりじゃありません。同じ本をなぜか何度も読んで、そのたびに同じ気持ちになります。
私ももう一回みたいと思いました。もう一回職人さんにお金を払いたいと。
副音声は、2回目見る時に、こんな仕掛けがあったらいいだどうなと思う事です。
世に言われている、金もうけのためにやっているんじゃないみたいな気がしました。
2回目も楽しめるようにという、西野さんの粋なはからいじゃないかと思います。
まとめ
私はケチです。すぐ終わってしまうものにはなるべくお金は使いたくありません。
でも、この映画はすぐには終わりませんでした。
観て映像美に感動し、伝えたい事に共感しました。
帰りには娘と腕を組んで帰りました。
心にいつまでも残る2800円だったとしか言いようがありません。
おすすめです。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。