自転車はある意味凶器です。安くて安心!おすすめ自転車保険ご紹介
こんにちは NANDEMO編集部 あまたつです。
気候もだいぶ暖かくなって、桜も咲き始めましたね。こういう日は、外が気持ちいいです。
そんな中、仕事で道を歩いていましたら、ガシャーン!!!!
私のすぐ後ろで衝突がありました。
どうした? 後ろをふりむくと自転車と自転車同士の激突です。
ちょうど見通しの悪いT字路です。おばあちゃんと、外国人女性でした。
自転車同士もからまって、人の足とかもからまって、どえらい事になってました。
私しか側にいなかったので、なんとか助けだしましたけど、二人とも大丈夫ですといって去っていきました。
絶対に、あのおばあちゃん、家に帰ってから腰とか痛み出すでしょうし、外人女性は手がすりむいて出血してました。
二人とも慌てちゃって、一刻も早く立ち去りたい感じでした。
怖いですね。自転車はある意味むき出しの凶器だと感じました。
エアバックありませんし。
男子小学生が夜間自転車で帰宅途中、歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性(62歳)と正面衝突。女性は頭蓋骨骨折等の傷害を負い、意識が戻らない状態になり、約9500万円の賠償請求。
(神戸地方裁判所、平成25年7月判決)
このニュースは衝撃的でした。
もし、自分の子供が加害者になってしまったらと思うと、恐怖です。
もしも、子供が事故を起こしてしまった時、責任を取るのは親ですよね。
親として賠償請求が払えませんなんて言えません。
入らなきゃいけませんね。保険。
大事なのは、
相手への賠償金「損害賠償責任補償」
治療費への備えである「傷害補償」
この2つがポイントです。
調べたところ、自転車事故の保険のタイプは3パターンありました。
ご紹介いたします。
安くて安心!おすすめ自転車保険ご紹介
自転車保険は、2015年に兵庫県ではじめて自転車保険の加入が義務化され、その後2020年からは東京でも加入が義務づけらる等、全国に広がっています。
しかし、義務とか努力義務とかの問題じゃなく、入るべきですよね。高額な賠償請求ですし。
各社様々な自転車保険があります。
人気の自転車保険
au損保
月々370円 保証は2億円 ロードサービスもあります。
三井住友海上
月々333円 保証は3億円
セブンイレブンで入る自転車保険
月々333円 保証は3億 ナナコで払える
ローソンで入れる東京海上日動の自転車保険
月々277円 保証は無制限
等、まだまだあります。各社大体月300円くらいが多いですが、それぞれにサービスの特長があり、調べてみると面白いです。自転車事故に関して言えば、
相手への賠償金「損害賠償責任補償」
治療費への備えである「傷害補償」
に加えて、「被害者との示談交渉サービス」も付いている場合もあるので、
これらに入れば間違いはないと思います。
もう一つの選択肢、自動車保険の特約
もう一つの選択肢は、自動車保険の特約として、追加で自転車の補償を入れる事です。新たに保険を追加することなく入れるので、簡単です。
三井ダイレクト損保
自転車賠償特約
車の保険と同額の賠償になる
おとなの自動車保険
自転車傷害特約
しかし、これだけでは自分や家族に対する保証のみ。
個人賠償責任特約
この特約を合わせて付けることで相手のケガにもカバーできる。
SBI損保
自転車事故補償特約
相手をケガさせてしまった場合に使える損害賠償責任保険と、自分や家族のケガにも使える傷害保険もついている。
ちなみに私は、SBI損保の自動車保険だったので、この特約を付けています。
自動車保険の特約の注意点
特約の場合は、自転車の保険の保証の内容に注意が必要です。
ポイント
・個人賠償責任保証の特約がセットされているか
・賠償責任補償の対象は家族全員になっているか
・自転車の対人事故における賠償責任に対応しているか
・賠償責任保険は1億円以上あるか
・被害者との示談交渉サービスは付いているか
特約は便利な反面見落としがちです。場合によっては、車と自転車の事故に限定され、自転車と自転車は適応外というところもありますので、これは特に注意して下さい。
子供が学生の場合の1択はこれだ! オススメ!PTAの保険制度
こども総合保障制度
個人加入する必要のないPTA団体補償制度とは別に、個人単位で加入が必要です。
PTAに加入していなくても、児童・生徒であれば保護者がPTAに加入していなくても補償は受けられます。
学校から配布される静岡の資料です。
ご覧の通り、自分のケガの補償「傷害補償」は生徒のみですが、
相手へ賠償「個人賠償責任補償」は本人だけではなく同居家族まで補償対象です。
プランによっては、扶養者のケガや死亡時に500万円養育費用を補償してくれるプランもあります。
費用は、月250円から833円で、選ぶ事ができます。
PTA保険の良いと思う所
PTA保険は学校生活でおこる問題にも対応可能です。相手のメガネを壊した、ケガさせた等で補償しなければならなくなった場合に安心です。賠償金だけではなく、弁護士費用や訴訟費にも対応してくれます。
また、生徒だけではなく、個人賠償責任補償を家族の分も対応してくれているので、あらためてその為に自転車保険に入る必要はないと言っていいでしょう。
これは、静岡県の例ですが、各都道府県にある、PTA連絡協議会にお問い合わせ下さい。
ちなみに、締め切りは3月31日です。
まとめ
義務化が進む自転車保険ですが、補償のパターンは様々です。
私の家は
SBI損保の自動車保険と、PTA保険に加入しています。PTA保険は月250円のタイプです。親の損害補償などの足りない部分は自転車事故補償特約を付けています。
児童・生徒がいらっしゃる場合はPTA保険をオススメします。ただ、ロードサービスなどの自転車保険ほどの細かいサービスがありませんので、ご注意下さい。
お子さまがいらっしゃらない場合は、ライフスタイルに合わせて、各社保障内容をよく読んで、加入される事をオススメします。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。