【健康】 妻が糖尿になりまして #23 私、保険にはいれるの?
#23 妻が糖尿になりまして
妻。 入っている保険がしょぼすぎた~
前回までの妻
自分が糖尿病であることを、伏せたまま生活している妻。それは、自分のカミングアウトの範囲を超えた所まで情報が回ってしまい、コントロール出来なくってしまう、アウティング(暴露)行為を警戒しての事だった。公表しないという事は、普通の人と同じようにママ友とランチにも行くし、職場の仲間と飲み会にも行く。常に血糖値の上昇の危険と隣り合わせの生活という事なのだ。
妻。不安になる
今、妻はインスリンも必要なく、食事制限と運動でかろうじて、糖尿病は安定しています。
しかし、悪化してしまう不安は常につきまといます。
もし、合併症になってしまったら。失明、腎臓病、手足の壊死……。
医療費もかかるでしょう。
はっ! 思いだしました。
「医療保険!
ちゃんとしたのに入ってない!!!」
今から5年程前、生活が貧困し、妻が結婚前から入っていたきちんとした生命保険を、解約し、お金を用立てました……。
しかたなかったんだ。それしか方法がなかったんだよ~
その時のことを妻はこう言います。
私の命の保障を金に変えた!!!!!
と。
そして、最低限の保障の保険に入り直したのです。
そうです。糖尿病と診断される前の話です。
だから簡単に入れ直せました。
今となっては、どうなのでしょう。完全に病名付いてますし、通院中ということです。
妻は保険に入れるのでしょうか? 今回は私の勉強もかねて、
糖尿病になってしまってからの、保険加入について調べてみます。
#23 私、保険入れるの?
糖尿病の保険事情
調べたところによると、保険に入る事は条件付きで可能のようです。
やはり、糖尿病と診断されると、妻が心配している合併症のリスクがある為、通常の保険というわけにはいかないようです。
つまり、病状によっては可能なケースもあれば、断られる事もある。
という事です。厳しいですね。
糖尿病は1型と2型に別れます。
1型は2型と違って、生まれもってしまった体質的な病気なので、保険加入もかなりのハードルのようですが、現在では様々な保険が糖尿病患者をサポートしてくれるようです。
引受基準緩和型保険
この引受基準緩和型保険は、保険会社が定める告知をクリアすれば入れるという保険です。
これは、糖尿病だけではなく、過去に大きな病気をした人や、私のように喘息で一回死にかけた人もこれに当てはまります。
告知内容の例
・現在入院中ではないか
・過去の一定期間内に、入院、手術、検査をしていないか、医者にすすめらていないか。
・過去の一定期間内に、診察、検査、投薬、治療をしていないか
大まかにまとめるとこんな感じですが、保険会社、保険の商品により、過去の一定期間の期間は異なりますし、病気も種類によって変わりますので、調べる必要があります。
引受基準緩和型保険の特長
糖尿病(今かかっている病気)も保証対象になりますが、その病気に応じて告知項目があります。
しかし、やはり通常の保険よりも割高な上、契約から1年以内は、給付金は半分になる場合もあるそうです。
保険会社や保険商品によって違いますので、保険の窓口などで比較検討した方がよさそうです。
糖尿病に特化した商品紹介
エクセルエイド「糖尿病保険」「糖尿病保険プラス」
0歳3ヶ月から満89歳まで入れる、1年間更新型の少額短期保険です。
高血糖、糖尿病または糖尿病に起因する病気を持っていて、3つの告知項目に該当しない方であれば、現在糖尿病や合併症の治療中でも加入できます。ケガや糖尿病以外の入院・手術も保障。「糖尿病保険プラス」では、通院も保証されます。
SOMPOひまわり生命保険「糖尿病の方の医療保険ブルー」
条件を満たせば、糖尿病の治療中でも40歳から69歳まで申込める糖尿病患者さん向けの医療保険です。糖尿病の悪化はもちろん、糖尿病以外の病気やケガによる入院・手術を幅広く保障。お申込みにあたってはアプリ(シンクヘルス)の会員登録が必要です。
アフラック 医療保険 EVER Prime
糖尿病でも糖尿病で2年以内の入院合併症がなければ「特別保険料率に関する特則」を付加いただきご契約いただける可能性がございます。ただし、2年以内の入院や合併症がない場合でも、入院歴や、診療状況、糖尿病以外のご持病などによってはお引き受け出来ない場合もあります。
その他たくさんあります
「認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク」で紹介されています。
まとめ
状況的には、妻のように入院を勧められているわけではないような、食事制限のみの場合は、なんとか加入できそうです。
ここにあげた保険の商品の種類はごく一部です。
まだ多くの保険会社があります。そして、告知項目も違いますし、保障も違います。
ここまでくると、自分ひとりだけ判断するのは無理かもしれません。
後で不満に思わないように、保障を十分理解した上で決める為にも、プロに相談しようと思いました。
妻はびびってます。体調が悪くなっても治す金がない。
私も喘息で入院歴があり、保険の切り替えが難しいかもしれません。
私も含め、一度相談にいかないとまずいですね。
夫婦2人とも保険料も割高です。
でも、お金が無くて治療できない事態だけはさけなければならないでしょう。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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