【健康】 妻が糖尿になりまして #27 糖尿病になりやすい性格セルフチェック
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#27 妻が糖尿になりまして
前回までの妻
母の日のプレゼントの準備に余念のない妻。その本心は、疎遠になるとかわいがってもらえなくなりがちな子供達を忘れさせない努力であった。思えばコロナ禍で全く帰省出来ていない状態が続いていた。
帰省しようと計画を立てると、見事に感染者数が増え続け、結局キャンセルの日々が続いています。今回のＧＷも取りやめにしました。
そんな状況の中、妻のここ数ヶ月の口癖がこれです。
実家帰りたい～～～～！！！
実家とは、もちろん妻の実家の事です。
他県に住んでいると、親戚もいない、子供のころからの気のおけない友達もいない状況に陥ります。
私からしたら、妻は、ランチにも行きますし、飲みにもたまに行くので、友達がたくさんいるように見えるのですが、妻はいいます。
地元の友達とは違う！気がぬけないの！！！
そういうものなのでしょうか。
とにかく、実家、つまり両親の元に帰ることは、妻にとって最大の癒しなのです。
そんな妻にとってコロナ禍は、そんな癒しが得られない毎日なのです。
実家に帰る為には、車で１０時間くらいかかりますが、
幸い、私の実家と妻の実家は、車で １０分くらいにあり、
一回いってしまえば、
双方の実家に行ったり来たりするのが簡単です。
子供達もおじいちゃんとおばあちゃんに会うのが楽しみです。
しか～し。
大きい声じゃ言えませんけど。
私にとって、帰省する事は、戦場の地雷原に足を踏み入れるかのごとし。
常に気を張って地雷を回避しないと、帰って来てからが地獄です。
その為、ここ１年半くらいは、妻や親、子供達には悪いですけど、平和です。
帰りたいけど、帰りたくない。この微妙なアラフィフの心。
そこには、糖尿病の嫁ＶＳ元看護師の姑の構図があるのです。
その中で、私はそれぞれの性格の違いに着目してみました！
＃27 糖尿病になりやすい性格セルフチェック
糖尿病の嫁 ＶＳ 元看護師の姑
母親の性格
私の母親は、長年看護師をしていて、妻と結婚した頃は、まだ師長（昔の婦長）さんをしていました。
職業別の向いている性格というものがあるといいます。
看護師さんの性格分析によると。
１ 責任感が強い
２ すばやい判断が出来る
３ 精神面も体力もタフ
４ 学びの意欲がある
５ 母性本能が強い
等の事があげられます。
私の母親は完全にそうではないとは思いますが、そういう面はあると思います。
ちょっと待ってください。ん～どう考えても、
妻と真逆～～～
初めて妻が母親に会った日
その日の事は、今でも思い出すだけで冷や汗が流れます。
母親も息子の恋人に会うという事が初めてでした。
そこでのご対面は、まさに
病院の婦長が新しい新人看護師に面接してるみたい
めっちゃ上から目線。
私は心の中で叫びました。
おふくろ～やめて～～
台所で一緒にご飯を作る戦場
妻から聞いた母親のいらっとする事
あれから２０年。帰省する度に、母親にこう言われた、あー言われた、と話しを聞きます。
その妻の母親に対するグチは、性格の違いからくるものです。
母親の血液型はＯ型。じつはかなりおおざっぱ。よく看護師がつとまったと思います。
同じ台所に立って、逆に適当すぎてイライラするのが妻なのです。
しかし、糖尿病なのは妻です。妻はＢ型。どういう事なのでしょうか。
糖尿病に性格的は特長はあるのでしょうか。
もちろん１型ではなく、２型の糖尿病患者についての話です。
調べてみると、
糖尿病患者の性格特性と健康関連ＱＯＬについて
発 表 者 笠原 啓介（千葉県 国保直営総合病院君津中央病院 医療技術局リハビリテーション科）
共同研究者 井上 久登、高橋 裕那
という論文がありました。この論文を読み、参考にさせて頂きまして、糖尿病になりやすい性格を分析してみました。
この発表の対象者は、２型糖尿病の教育入院患者５０名
自己管理のセルフケアの行動特性の分析をしています。
その中で読みとれる、糖尿病になりやすい性格チェックを作成しました。
糖尿病になりやすいタイプかセルフチェック
①不満や意見が言えずにストレスをためる人
②出来なかった事に過敏に反応する人
③自己否定タイプの人
④完全主義の人
⑤計画通りに事が進まないとイライラする人
⑥他人関係を自己否定の証明にし、相手を受け入れない人
⑦他人のアドバイスを受け入れない人
あてはまる項目が多い人は、糖尿病になってしまうリスクが高い人と言えます。
つまり、糖尿病になりやすいタイプはストレスをためやすい人という事になります。
どうしてストレスが糖尿病と関係あるの？
体がストレスを感じると、血糖値を上昇させるホルモンが分泌されます。その結果インスリン抵抗性が強くなり、インスリンが大量に分泌されてしまう事があるのだそうです。そうなると、血糖値が下がりにくい状態になり、血糖値が高い状態が続くのです。
よく妻の性格を思い返せば、Ｂ型のこだわりが強いタイプ。そして、妙なところで完全主義。
私の母親の雑なきゅうりの切り方や、肉を切った包丁で野菜を切っちゃう所とか、それを母親に言えずに、細かいところでストレスをため込みます。
そのくせ、ＨＳＰ。糖尿病になった自分に自己肯定力は０。
まさに、妻は糖尿病タイプだったのです。
まとめ
糖尿病になりやすい性格のチェック項目にもありましたが、糖尿病になりがちな人は、じつは繊細で、人に気を使いすぎてストレスをためている人に多いみたいです。その上、完全主義でうまくいかない事にもストレスをためてしまいます。
そういえば、妻の母の日のプレゼント。あれは完全主義者の所行です。
２型糖尿病の人はだらしない人、自己管理ができない人というイメージがつきまといますが、実は大きな要因は、そこではなく、ストレスをためてしまう性格にあったのです。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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妻が糖尿病になるまで＃１～＃７
妻が糖尿病に立ち向かう＃８～もぜひお読み下さい。
