【Netflix】 『現れる死者の霊』そこには理由があった!
こんにちは NANDEMO編集部 あまたつです!
Netflixオリジナルドキュメンタリー番組『死後の世界を探求する』
この番組は「死後の世界」というテーマについてのドキュメンタリー番組です。
シーズン1の第1話のテーマは『臨死体験』でした。
その時の記事はこちら
私自身の臨死体験を告白しています。
そして、第2話、第3話のテーマは『霊媒師』です。
霊媒師とはいったいどういう役割なのか、考察しています。
そして、第4話のテーマは『天国からのメッセージ』でした。
故人からのメッセージはいつもそこにある、というものでしたね。
そして、今回
シーズン1の第5話のテーマは『現れる死者の霊』です。
つまり、幽霊です。
私は、不思議なもので、ポルターガイスト系のアメリカの映画の悪霊や悪魔的な話は、まったくびびりません。まったく現実感がありませんし、完全なる非日常だからです。
しかし、怖いのは、その辺の自殺の名所でとれた心霊写真とか、
日本の事故現場に出る地縛霊とか、苦手です。びびります。
ですから、今回は、身近な人の霊についての話をピックアップして考察します。
私は、一度だけはっきりと幽霊を見た事があります。
そのお話も含めて、ドキュメンタリーを鑑賞していきたいと思います。
【Netflix】死後の世界を探求する
現れる死者の霊
このドキュメンタリーでも言っていますが、心理現象の問題は、証拠が個人の証言に依存している事です。
幽霊を見たって言うけど、本当?
そう言われても、証明する手段がありません。
超心理学
超心理学とは、心霊現象を研究する学問です。
意識の死後生存を確かに示唆する証拠を得る為に、実は何百年も研究されています。
その学問の基本姿勢
数え切れない人が、超心理的な体験をしてきた。その正体を調べないなど、非科学的で、人道に反する
科学では、霊は超自然的で、信じるものは異常者だといわれるそうです。
しかし、科学的に答えが出ない事があるのは、事実です。
終末期幻像
霊を目撃する人の約95%以上が、亡くなったばかりの友人や家族であるそうです。
その中の一つに、終末期幻像があります。
それは、
すでに他界した両親や親戚が、死後の世界に向かう手伝いをしてくれる幻像です。
夢に現れたり、語りかけられたり、
患者が実際に対話している姿もみられるそうです。
故人が迎えに来て、あの世に案内してくれるのです。
私の父の例
私の父は脳腫瘍で他界してます。発見時にはレベル4で、もう手遅れでした。
しかし、幸運にも、抗ガン剤や、レーザー治療で奇跡的に腫瘍の進行が遅れ、話しもわりと普通に会話が出来るまで回復し、希望が見えて来た頃、
父は私に言いました。
「昨日、ここに死んだ親父と、姉ちゃんが来たんだよ」
え~!ですよ。どうして?病室に?
「すぐ、出ていったけど。何だか笑ってたよ」
マジ? でも、ちょっと早くない?フライングでしょ。
死んだ人が迎えに来るとかよく聞きますけど、それは、臨死体験の話で、心臓停止している時に、迎えに来てくれるものなのじゃないの?
そう驚いたのを覚えています。
ちょうどその事が、このドキュメンタリーでは語られていました。
錯乱状態にある脳の機能不全では、思考の交錯、恐怖不安、滅裂思考の症状になり、幸せそうな顔などの認識は不可能である。
ねむっているわけではない。現実感があり、脳の酸欠や投薬のせいではない事は、実証されている。終末期幻視では認識力が正常なものが多い。
父の例は、まれな例ではなかったのですね。
余命6ヶ月未満の人が入るホスピスで、多くの資料映像が残っています。
ホスピス病棟ではよくある事のようです。
このドキュメンタリーを見てやっと腑に落ちました。
父とそのその話をしていた時、私は、たまたま一緒にいた看護師さんの表情が曇ったのがわかりました。
きっとその看護師さんは、科学的ではなく、経験的にわかったのではないかと思います。
父の死期が近い事を。
案の定、父は1ヶ月後に、回復しかけた脳腫瘍ではなく、ごえん性の肺炎で他界しましたから。
私が唯一みた幽霊
もう一つ腑に落ちた事があります。私が一度だけ見たことのある幽霊の話です。
私の事をかわいがってくれていた、祖父がガンになり、一時的に外泊が認められ、実家に泊まった時の事です。
小学1年の私は、祖父の側で寝ていましたが、夜中にふと目がさめると、祖父の周りに人だかりが出来ていたのです。そして、壁をすりぬけて、どんどん集まってくるのが見えたのです。
驚きと恐怖で、顔ははっきりとは見る事はできませんでした。
急いで布団をかぶりました。そして、おそるおそる布団から顔をだした時、だれもいませんでした。
今考えると、祖父を迎えに来た先祖だったのかも知れません。
その後、1ヶ月ほどで、祖父は他界しました。
終末期幻像の本当の意味
ホスピスの現場では、死にゆく人が、いないはずの人と話す事は驚くにあたいしない事だそうです。薬のせいではない状態で。
そして、家族にその事を話します。その事で、本人はとてもやすらかな気持ちになれるのだそうです。
そして、なにより、残された人の死別の苦しみを和らげる効果があります。
わたしの場合、父は祖父とおばさんに案内してもらっただろうと安心できますし、祖父も先祖の所、みんなと一緒のところにいっただけのような気がします。安全な場所に、にこやかに。
まとめ
終末期体験は遺族も救います。悲観が軽くなり、自分も死んだらまたいっしょに暮らせる気になります。そう思う事で日々をやりすごす事が出来るようになります。
このドキュメンタリーでは、 語られます。
信じれば確証はいらず
疑えば確証はたりない
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。