【健康】#11 妻が糖尿になりまして
#11 妻が糖尿になりまして
その時家族はどうしたのか!
妻が第二形態へと覚醒するほんの少し前にもどります。
妻は、前へと進まなければならない事は、わかっているけど何をしたらいいのか、「糖尿病」になってしまった自分に何が出来るのか、まったく分からないまま、ストレスだけをため込んでいた時期がありました。
その時の妻はこうです。
「糖尿病」になってしまった妻。
落ち込む妻。
泣き出す妻。
いつもイライラしている機嫌の悪い妻。
突然怒り出す、ヒステリックな妻。
夫(私)だけじゃなく、子供にも八つ当たりする妻。
妻、当店のオリジナルブレンドです。ご賞味あれ。
出来れば、飲みたくない……。
病気なんですから、しょうがないんですけど。
でも、うちら家族しか飲んであげられないんだよなぁ~
本に出会う
そんな時、助けを求めて、書店へ。
こういう妻にどう接したらいいのかわかりませんでした。
何かヒントは?とふらふらうろついていると、まるで読んでくれ!とばかりに光り輝く本に出会いました。それが、
妻のトリセツ 黒川 伊保子 編著
ベストセラー『夫婦脳』『恋愛脳』の脳科学者が教える理不尽な妻との上手な付き合い方※家では絶対に読まないでください
妻のトリセツ 黒川 伊保子 編著
この本については、ブログをはじめてすぐに記事にしています。読者0で、結局誰の目にも止まらない記事になってしまいました。この記事で、この本の要旨は書いてありますので、ぜひご覧下さい。
この本には、妻族達の怒りの本当の意味が書かれていました。
それは、私たち夫族が理解出来ないのも無理はない事だったのです。
妻が怒っている本当の理由は、「今、目の前で起きたこと」だけではない。過去の関連記憶の総決算としておこるものだ、という事です。
むむっ。過去の記憶の総決算!記事#1~#10までの総決算!!
そして、この本はこう言い切ります。
女性は、感情に伴う記憶を長期にわたって保存し、しかも「みずみずしく取り出す」ことが得意な脳の持ち主だ。日常生活で起こる感情が、さまざまな色合いを帯びており、この感情の色合いごとに体験記録が収納されているのである。心が動くと、その「感情の色合い」と同系色の引き出しに収納された過去の体験記憶が数珠つなぎになって、一気に引き出される。「感情によって連鎖される記憶」なので、当然、感情が増幅されてあふれる。
体験記憶を数珠つなぎで引き出すきっかけになる「感情の色合い」は、まさにトリガー(引き金)でり、それは、ネガティブトリガー(怖い、辛い、酷いなどの嫌な思い)とポジティブトリガー(うれしい、おいしい、かわいい等いい想い出)がある。
これだ!
まさにこれです。数珠つなぎです! 私は気がつきました。
妻がいつも機嫌が悪い原因
私は、妻が情緒不安定になっているのは、病気のせいだと思っていました。急にヒステリックになって私への暴言が止まらない事は、きっと心が弱っているんじゃないかと。
ちょっと待ってください。
妻の怒っている内容を思い出すと、今の出来事から、だんだん過去にさかのぼるように、みずみずしく私のポンコツさをまくし立てます。数珠つなぎに!
まさに、私の何かの行動が妻のネガティブトリガーを引いているのは間違いない。
女性脳は、自らの身を守らないと子供が無事に育てられないため、危険回避の為、ネガティブトリガーの方が発動しやすい傾向にあるそうです。
つまり、私は、妻が落ち込んでいる中、無駄に妻のネガティブトリガーを引きまくっているのではないか。
だったら逆に、ポジティブトリガーを引いてやればいのではないか!
妻のネガティブトリガーを引かないために
・私の無駄なアドバイスなどいらぬ。徹底的な共感につとめる。
共感は男脳にとってかなり辛い。なにか解決策の一つも言いたくなってしまいます。でもがまんしました。徹底的に女性友達のように肯定・共感。気持ちの共有のみ。
・察しろ! とにかく妻から言われるまえに、妻が望んでいる事を考えるのだ!
「言ってくれればやったのに」は禁句。妻が今何を望んでいるのか、コーヒーが飲みたいのか。部屋をかたづけて欲しいのか。言われる前にやる事。それで、妻は自分の事を考えてくれていると安心する。
・妻をえこひいきする。子供は妻の次。絶対に。
子供の事をつい優先して、しまったり、妻の提案よりも子供がやりたいことを先にやってしまったりは、絶対にしない。
子供が行きたい店ではなく、妻が行きたいやりたい事を優先。夫が、妻が一番であることを明確にする。妻をちやほやするのが、何よりも大切。
妻のポジティブトリガーを引くために
照れている場合じゃない。ありがとうと口にする。何回も。何よりキミが大事だよという。何回も。
キミがいつもやってくれている事は、ちゃんとわかっているよと言う。
口癖のように言う。
まとめ
私は考えを改めました。病気だから怒りっぽいのではなく、私が、ネガティブトリガーを引いているのだと。確かに、妻のネガティブトリガーは、病気でゆるゆるかもしれません。
しか~し。私が、ネガティブトリガーを引かないように、頭をフル回転させればいいのです。
子供達にも犠牲になってもらうしかありません。大好きなラーメン屋にも、回転ずしにもこの時期は行きませんでした。
妻優先。妻一番。妻愛してます。で、何とか乗り切るしかありませんでした。
こうしないと、#1~#9までの悪い記憶が、鮮明に、みずみずしく数珠つなぎにあふれ出してしまいますから。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。