【健康】 妻が糖尿になりまして #26 長男(私)の妻 VS 弟の妻 母の日戦争!
#26 妻が糖尿になりまして
前回までの妻
コロナ感染による重症化をしないように、今までにもまして食事に気をつける妻。収入激減の中少ない食費でなんとかこなしていた。しかし、一年に一回やってくる「母の日」に向けての出費に頭を悩ませていた。
また来ました。1年に1回の「母の日」
「今年はお金ないし、そこまで高いもの送らなくてもいいんじゃないの?」
私は軽い気持ちで言います。
そういう訳にはいかねんだよ!!!
怒鳴られます。そこにあるのは、妻のプライド。
なめられてたまるか!
と吐き捨てます。
そして戦闘態勢に入ります。それは贈り物対決!
相手は、弟の妻!!(私の妻より年下)
弟は、地方銀行ながら支店長。弟の妻の親から譲渡された大きな土地に、おしゃれな家を建て、一人息子。
かたや、私と言えば、借家に住み、すでに失職が決まりつつある社会不適合男。
妻としては、そこが気に入らないところで、
転勤先でリストラにあった私が、実家に帰らなかった理由でもあります。
その時の記事はこちら↓ぜひご覧下さい。
そんな妻が、唯一負けたくないもの。
それが「母の日」の贈り物!
負けられない戦いがそこにはある!!
今まで妻が母の日に送ったギフトをご紹介します。
#26 長男(私)の妻 VS 弟の妻 母の日戦争!
弟の妻からの完全勝利の為に
私の母親は一人暮らしをしています。その為いろいろ心配事がります。
その時の記事はこちら↓ぜひご覧下さい。
弟は実家から、大体20キロくらい離れた別の町に住んでいます。その為、「母の日」は弟家族といっしょに食事をしたりしているのではないかと推測します。
その情報はありません。
うちの母親が妻に気を使って内緒にするのです。
やきもちでも焼くと思っているのでしょうか。よく解らないのですが、妻にとって仲間はずれ感を感じてしまいます。
しかし、近年、子供の習い事の試合が重なる事が多く、連休は遠征にらしく、プレゼントだけですます傾向にあるようです。(母は私にはおしゃべり)
遠方にいる私達家族は、孫のかわいがれ方にも違いが出てきます。よく顔を合わせる孫に勝ち目はないと妻はいいます。
私の「母の日」は子供の為にやっているの!
妻は闘志を燃やすのでした。
返事やお礼はLINEだけにしない
弟の妻は、弟の2番目の妻で、歳が若くゆとり世代。何でもLINEで済まします。例え私の母親が、誕生日にプレゼントを贈ったとしても、LINEでお礼をいうだけだそうです。
「なんか味気ないんだよねぇ」
母親は私につぶやいた事があります。
そういう細かい情報は、すぐに妻に報告します。こういう情報は勝利のカギになるからです。
妻は、LINEの時もありますが、基本電話です。
昭和世代の母親には、これが一番のようです。
プレゼントは直送しない
Amazonでいくら送料無料といっても、商品を実家に直送はしません。母の日だから何かおくっとけ感を出さない為です。
まず私の自宅に送ってもらい、ラッピング仕直して送ります。送料をかけてまた送るのです。この一手間に妻はこだわります。
メッセージ、子供の写真、DVDを添付する
贈り物に必ず、家族全員のメッセージを付けます。私も書きますが毎年同じ事を書いているような気がします笑
離れているので成長を見て貰う為に写真をアルバムにして贈ります。選りすぐりの可愛くとれているやつです。
運動会や、習い事の発表会のDVDを作成し、添付するのも忘れません。
うちの母親はそのDVDを親戚が来た時に見る傾向にあります(見せられた方は迷惑かも)
その為、あまり個人情報を入れすぎません。常に他人が見ると仮定しDVD制作にかかります。
相手のニーズを探る
「地元の有名なお菓子でもやっとけばいいんじゃないの~」
私は言います。
しかし、妻は許しません。
「その場合、横流しされる危険がある!」
よ、横流し~
つまり、封も開けずに、お客さんとかにあげてしまう恐れがあるというのです。
一人暮らしの老人が、そんなにお菓子なんぞ食べられないはず。
だから、どうせなら「珍しいお菓子」を他人にふるまう、いや、あげてしまう事が多いというのです。ちょっと開けたものをあげるのも失礼だろうと、まったく開けないでそのままです。
「お義母さんだけが喜ぶものを贈る」
妻は贈った先のことも考えています。
消費期限を考える
早く食べないと腐ってしまうようなものは、老人には不向きと言えます。冷凍保存できるものもいいと妻は考えます。
妻が母親に贈ったギフト紹介
上記の事を踏まえ、妻が選んだギフトを紹介します。
ウナギ
おれも食べて~~
ウナギは滋養強壮にいいらしいですし、真空パックなので日持ちもします。
一人暮らしで食事作りが面倒なときにも使えるはず。
なんと言っても、ウナギってなんだか特別感ありますよね
花
なんと言っても、花。花を贈られてうれしくない人はいないそうです。
枯れないプリザーブドフラワーは目にするたびに、自分達家族を思いだしてほしいという気持ちも込められています。
小分けに出来る栄養のあるお菓子
小分けに出来て、栄養のある食品。一人暮らしの老人にはちょっとつまめて栄養があるお菓子をあげるのがいいと妻は考えています。
まとめ
最後に忘れてならないのが電話です。
プレゼントの内容についての思いを、きちんと伝える事で、横流しを防ぐことができるでしょう。
ろくでもない兄と優秀な弟の妻対決は、相手の事をおもいやり、
ひな壇のお笑い芸人のごとく、何か心に爪痕を残してやるという気合いが必要でした。
糖尿病の話とは少しずれましたが、病気になったからこそ、相手の気持ちをより深く考えられるようになったのは、間違いないでしょう。
妻が糖尿病になるまで#1~#7
妻が糖尿病に立ち向かう#8~もぜひお読み下さい。