【アウトドア】キャンプに水は持参する?しない?
こんにちは! NANDEMO編集部 あまたつです
キャンプの準備をしている時、ふと思います。水いるかな?
スイッチを入れれば明かりがつき、水道の蛇口をひねれば、水が出てくるのが当たり前の世界に生きていると、よくわからなくなってしまうことありませんか?キャンプ場だったら水くらいあるにきまってるじゃん! と思いますよね。
今日は、キャンプに行く時、水は持参した方がいいのか、めっちゃ場所取るし、重いからいっか~問題について考察します。
キャンプには水を持っていくか、いくまいかそれが問題だ。
災害時に突然停電になり、家中の懐中電灯の電池が無いことにはじめて気が付いたりします。キャンプはその当たり前に感謝が出来るのはもちろんですが、何がどれくらいあれば、自分は大丈夫だという目安を立てることが出来るようになると言われています。
必要な水
人間の一日に必要な水の量
自分は一日に水をどれくらい水を使用しているか考えたことはあるでしょうか。
人は、呼吸、食品の消化、汗で一日で1.5~2Lの水を失います。そのため、それ相当の水を飲まなければなりません。一人、2Lの水を持っていくとすれば、4人家族なら8Lです。これは重いとしか言いようが在りません。
それに加えて、調理用水、テント設営や、遊びで手が汚れた時に使用する手洗い用の水、歯を磨く時、焚き火の周りに水をまく時、ちょっと顔をあらいたい時など考えただけでも結構あります。
キャンプ場に水場がない事があるのか
キャンプ場には、どんなに設備の整っていない所でも、水道の設備があるのが普通です。
それならいらないよね、と思ったかもしれませんが、実は盲点もあります。
水を使いたい時に使えない理由
1 シーズンしか使用していないキャンプ場のような場合、水道水から錆び臭があり、飲み水としてはきつい場合もたまにはあります。
2 キャンプ場の最盛期にはなかなか思った場所にテントを張れず、水場までめっちゃ遠い事も多いのです。わざわざそこまで行くのは、昼間ならまだしも、暗くなってしまうとかなかなりおっくうになります。コップをさっゆすぎたいと時や、ちょっとした事に使う調理用の水や、一口水が飲みたい時などの為に、不便です。
結論
ほんのちょっとした時に、水がないだけでどれだけストレスがあるかご存じでしょうか。つまり、キャンプに水は持っていくべきなのです。
キャンプに持っていく水の容器は!?
ソロキャンプや、少人数の場合は、ペットボトルで十分でしょう。しかし、家族や大人数の場合は、ウォータージャグをオススメします。
ウォータージャグ400S(イグルー)は8L~12Lまであるので安心です。
車輪付きのタイプもあります。
キャンプ場の水場で水をくんで運べば、持参するのは飲み水だけでよくなります。
ハードケースは重くて場所をとる事が気になる方も多いようです。その為、ソフトタイプで蛇腹式でいくらでも小さく出来るタイプも在ります。
コンパクトになるのは良いことですが、保温性に欠けるため、冷たいものがぬるくなる事もあります。コックをひねるタイプがオススメです。斜めに傾けないとでないのは不便でストレスがたまります。
キャンプで使った水の捨て方の注意点
キャンプ場で使用した水の捨て方は、そのキャンプ場によってルールがあるのでそれに従うのが基本です。だいたいの所は、水場に流すのが普通ですが、間違っても食べかすや、油を流してしまうのはやめましょう。
キャンプサイトが水場から遠い場合は、きちんとバケツに汚水をためて、後でまとめて指定場所に捨てましょう。もしくは給水用のポリタンクの他にきちんと排水用のポリタンクを用意し、指定された流し場に流すのが望ましい事です。間違っても川や湖に流すのはNGです。
ついやってしまう排水
ついやってしまう、やってはいけないことは、調理に利用し、残ったお湯を、お湯だからいいだろうとサイトの近くにそのまま捨ててしまう事です。
熱湯をそのまま地面に捨てると、微生物がいなくなるのはもちろん、植物は枯れてしまいます。ラーメンやスパゲッティのゆで汁等は 麺からしみでた炭水化物や塩分を含むので、そのまま捨てる事は望ましい事ではありません。
キャンプにおいて一番大事なことは、極力無駄な物を自然に残さない事です。麺類等のゆで汁は、そのまま捨てずにほかのスープに代用し、別の料理に使うのが一番です。
しかし、大人数でのキャンプで大量のゆで汁が出てしまう場合はそうはいかないかもしれません。そんな時は、市販されている吸収剤の『高吸水樹脂』がオススメです。
それを袋に入れて持ち帰るのが意識が高いキャンパーと言えます。
高吸水性樹脂は、災害時のトイレがない場合の尿処理にも使えるもので渋滞時の「簡易トイレ」として常備する事も出来ます。いざという時のために準備していても問題ない商品です。
また、使用したものを洗う場合、洗剤は自然にやさしい界面活性剤を不使なものを使用しましょう。また、サイト周辺に食べかすがまざっているものを流してしまうと、残飯のにおいに誘われて熊や、アライグマ、狸がきたりする場合もあります。
基本は、洗い物は極力減らし、キッチンペーパーやおしぼりなどで対応します。食器の量を減らしたり、皿はふきとったりして対応し、きちんと洗うのは家に帰ってからにするのが、基本のマナーです。
【まとめ】
水はキャンプには必需品です。キャンプ場の水道の有無や、決められたルールを守って、意識の高いキャンパーになりましょう。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。