【読書】心が弱ってしまった時に読んだ本の話 『100%幸せな1%の人々-小林正観』
こんにちは NANDEMO編集部 あまたつです!
この手の本の題名は、なんとか手にとってもらうために意味不明な題名にする傾向にありますよね。
『100%幸せな1%の人々』です。
言い換えれば、100人に1人の100%幸せな人って言っていますよね。
よく分からないなぁ~と思いながら、結局手にとってしまう私。
じつは心が弱ってます。
コロナで給料は減らされ、仕事もやり方を変えることになりますし、いつクビになるかわからない状況です。
出来れば私も、100人の中の1人になりたい!
だれか転落しそうな私を引っ張り上げて欲しい
しかし、この本を読み終えた時、私は、確実に100人に1人になりました!
この本が、私のメンタルを救ってくれたことは間違いない事実です。
ぜひ、ご紹介いたします。
100%幸せな1%の人々 小林正観 著
筆者 小林 正観という人物
1948年、東京生まれ、中央大学法学部卒、心理学博士、教育学博士。
宗教とは全く関係のない人物で、先祖供養の為にウン十万の壺を買えとか、寄付をしろとかそういう人物では全くありません。
自分でお金をかせぐ為に、年間300回も講演活動をして、全国を飛び回り、魂を燃やし続け2011年に惜しまれながら亡くなりました。
しかし、今もなお、そのお話は生き続け、著書は売れ続けています。もう少し長生きしてほしかったです。このコロナの時代には必要な人だったと悔しくてしょうがありません。
「すべてが幸せ」になる59の法則
この本は9章からなり、それぞれの章での法則が書かれています。その大前提として、一番最初に書いてある言葉がこれです。
『100%幸せな1%の人々とは、思いを持たず、今、恵まれていることに気づいて、感謝をしている人です』
はじめに、の第一行めに結論です。
そんな事よく言われる事ですよね。
いきなりこの言葉でこの本成立するのですか?という書き出しです。
しかし、その後から始まる信じられないような59の法則が、どんどんこの言葉を光らせていくのです。
言ってみれば、100人中1人しかこの話を信じられない
今まで世間的に教えられてきた考えとは全く違います。
こんな事信じられないよ~とか、そんなこと考えられたら苦労しないわ、だから苦しむんじゃないの!と考えてしまう人が99人でしょうという本なのです。例えば
・私がイライラしなかったら、「イライラさせる人」は生まれない
・死ぬ事は不幸ではない。人は、自分が書いたシナリオどおりに死んでいく
・人間は、死に至る病にさえ「感謝」する心境になれる
ect
受け入れられるか、そうじゃないかが分かれ道
この本は、まずやらなければならない事が書いてあります。
「すべてを受け入れる」という事です。ここがポイントです。
私は、まず自分がへりくつの多いダメ人間だという事を受け入れました。すぐに出来ない理由をならべたてる自分を受け入れ、素直な気持ちになってみました。そういう気持ちになったとたん、この59の法則の意味が寒い時に飲んだ温かいミルクみたいに身体にしみこんできました。
まとめ
この本を読んでまず私が気がついたことは、「幸せになりたい!」じゃなくて、自分はもうとっくに「幸せだった」と気がついた事です。
59の法則とは、問題や困難や苦悩が起きたとしても、こう考えれば別に大したことじゃないという気づきが書かれています。
幸せが足りないと感じる人は、起きた出来事を否定し、今ある幸せすら認識する力がない人だと、小林正観さんは言います。
私も、全てを受け入れ、この本を読み終わり、3回転職したり、パワハラにあったりした事も、私にとっての大事な事だったのかもしれないと思うようになりました。
みなさんにも、もっと詳しく読んで頂きたい本です。
ぜひ、お読み下さい。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。